開発背景
週に1回、次週のオフィスのお弁当を発注していて、今までは担当者が弁当の注文を受けつけていました。この作業が面倒なので、アプリで問題を解決できないか?と考えたのがアプリ開発のきっかけです。
お弁当を発注するときに困ったこと
毎週、オフィスのお弁当の注文をslackで確認するのですが、下記の点が手間になっていました。
- 下図のようにコメントに添付されたPDFをダウンロードしてメニューを確認しSlackに書き込まなければならず、その作業が面倒
- 発注担当者は1人1人から回答されるお弁当を集計するのが面倒
アプリで実現したいこと
- 簡単にお弁当をチェックできるスマホアプリの作成
- 注文するお弁当を自動で集計してくれるシステムの構築
- 注文したお弁当がスマホアプリから確認できるようにする
システム構成
下図にシステム構成を示します。
大きく分けて3つの機能に分かれています。
- お弁当屋さんからのメールに添付されているメニュー表をGoogle Driveに保存
- OCRを使ってPDFのメニュー表をスプレッドシートにまとめる
- AppSheetのスマホアプリからお弁当をチェックできるようにする
内容
(1)メニュー表のPDFをGoogle Driveに保存
お弁当の業者さんから受信したメールに添付されたPDFのメニュー表をGoogle Driveに保存します。
📄 GMailの添付ファイルをGoogle Driveに保存
(2)OCRを使ってPDFのメニュー表をスプレッドシートにまとめる
PDF記載されているメニュー表から日付や料理名を抽出しスプレッドシートにまとめます。
(3)メニュー表のデータを整形
スプレッドシートに出力したメニュー表を整形しApp Sheetに出力しやすいように整形します。
(4)Google Sheetsの内容をApp Sheetに表示
Google Sheetsのスプレッドシートの内容をApp Sheetに表示し、スマホアプリとして表示したり入力できるようにします。
📄 Google SheetsとApp Sheetを連携したアプリの作成
まとめ
お弁当アプリを作成することで、お弁当屋さんに注文する手前までの作業を自動化することができました。